私たちは、下記の通り、「要望書」をFAXと郵便で、立憲民主党、共産党、れいわ新選組、社民党、日本維新の会、参政党に送りました。
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立憲野党 御中
前 略
石破総理による国会開会直後の衆議院解散、それによる総選挙実現の前で、各党の皆様におかれては、多忙な日々を送られているものと推察致します。
私たちは、自公政権の長年にわたる腐敗、堕落した政権運営のために疲弊を極めている日本の経済、社会、国民の嘆きの声に接し、なんとしても政権交代が必要である、との信念に基いて運動を続けてきました。
自公政権による統一教会との癒着問題、裏ガネ作りの発覚により、今や自民党の命脈は尽きようとしている状況の中で、国民の大多数が政権交代を望んでおり、各野党にとっては絶好のチャンスが到来したものと思います。
そこで今般、私たちは、各野党のリーダーの方々に是非、政権交代を実現して頂きたく、以下のような要望書を提出するものです。
これは、大多数の国民の気持ちを反映したものと自負しております。
どうか各野党におかれては、このような国民の真剣な声をお聞き届けの上、政権交代のための努力、協力を惜しまれないことをお願い旁々切望するものです。
草 々
2024年10月
〒171-0021東京都豊島区西池袋1-29-5
山の手ビル11階 伊東章法律事務所内
電話03-5391-6715 FAX03-5391-6440
https://seikenkoutai.com info@seikenkoutai.com
「政権交代を実現する会」
代表 伊 東 章
要望書
戦後長期にわたり日本の政治を独占してきた自民党、とりわけ2012年から続いた長期安倍政権の下で行なわれてきた、党を挙げての裏ガネづくりと統一教会との癒着問題は、最早、自民党が国民のための政党ではなく、私利私欲を追い求める集団であることを満天下に暴露しました。
この問題の責任ある解決をなし得ないまま退陣した岸田総理に代わって、自民党は最後の切り札とも言うべき石破茂総理を擁立した上で、野党が結集する前に衆議院の解散、総選挙を実施し、なんとか自公政権の延命を図ろうと必死の努力をしています。
しかしながら、戦後長期にわたった自民党の悪政によって、今や国の経済、社会、文化は落ちぶれる一方であり、国民の生活も類を見ないほど悪化の一途を辿っています。
にも拘らず、自公がこのような悪事の精算もしないまま引き続き政権を担当するような事態になれば、最早、日本の国と国民は、奈落の底に落ち込むだけです。
現在の日本社会は、長年にわたる不況と東北大震災以来の引き続く天災、さらには消費税の負担、物価高のため、国民の格差拡大、貧困化は進行し、極めて深刻な状況にあります。
このような国と国民の荒廃を招いた元凶が、自公による政権独占、支配であった以上、今回の総選挙で自公を勝たせることは、国民にとってまさに自殺行為と言わざるを得ません。
したがって、今回の総選挙における最大で唯一の目標、課題は、なにがあろうとも自公には政権を渡さないことです。
石破政権は、表向きでは一部の裏ガネ議員を公認しないことで自民党の浄化を図る姿勢を示しながら、その実体は、なんとしても自公政権を延命させることだけを熱望しているだけです。
総選挙にむけては、各政党がそれぞれに独自の政策をもって闘うべきことは当然でありますが、少なくとも各野党にとって今回の総選挙の目標は、自公政権の延命を許さないこと、すなわち、政権交代を成し遂げること以外には有りません。
極端に言えば、政策はなんでも良いから、兎に角、自公には絶対に政権を渡さない、そのことこそが、現在の日本の窮状、危機を救う唯一の選択肢であると思います。
投票日までの時間は、決して長くはありません。
しかしながら、大多数の国民は、この国をなんとかしてまともな国にして、平和で住み易い国にするために、政権を交代することを熱望しています。
このような国民の声を受け止め、新生日本を創るために、どうかそれぞれが小異を捨て大同につく気持ちで、お互いが知恵を出し合い、なんとしてもこのチャンスを生かし、政権交代を実現することを切望するものです。
2024年10月
「政権交代を実現する会」
代表 伊 東 章